ベレンの塔
リスボン中心地から一番近くにある世界遺産。
ベレンの塔は、リスボンへの玄関口としてだけではなく、テージョ川からの侵入や攻撃に対する要塞としても機能することを目的に建てられました。この城壁はジェロニモス修道院を守る要衝でもありました。
ベレンの塔は、ポルトガルの建築家兼彫刻家のフランシスコ・デ・アルーダによって1524~1520年にかけてマヌエル様式で建てられました。1983年にユネスコによって世界遺産に登録されました。
ジェロニモス修道院からは歩いて15分ぐらいなので、一緒に訪れるといいでしょう。
下の写真にある “発見のモニュメント” はベレンの塔から見えていて、徒歩3分ぐらいなので、こちらも一緒に訪れるといいでしょう。
ジェロニモス修道院
ジェロニモス修道院はベレンの塔と並んでリスボンで最も訪れる人の多い場所の一つです。
この宗教的な建物は、バスコ・ダ・ガマのインドからの帰還を記念して、ポルトガルの建築家ディオゴ・デ・ボイタカによって設計されました。建設は1501年から始まり、17世紀まで完成しませんでした。この修道院は、、バスコ・ダ・ガマと他の船員たちがアフリカ沿岸をインドに向けて出港する前に祈った礼拝堂エルミだ・ド・レステロの跡地に建てられました。建物は主にマヌエル様式(ポルトガル後期ゴシック様式)です。