レンタカーを借りる際のポイントをいくつかご紹介します。文末にはよく知られているレンタカー会社のリンクを貼っておきます。
- 借りる場所は、リスボン空港もしくはリスボン中心地
- ハイシーズン以外は安い!(しかし保険を含めた支払総額を確認!)
- マニュアルが95%、オートマは割高
- Via Verde(ヴィアヴェルデ=ポルトガルのETC)付きを確認
まず、レンタカーをするべきか?
これは、旅の仕方や日程で全然変わってきます。
滞在が2,3日、というのであればリスボン中心地の宿に泊まり、徒歩、トラム、Uberでの移動で十分でしょう。また、リスボン中心地だけであれば車は逆に大変です。地元の人でも狭い路地や急な坂道で駐車スペースも見つからない中心地へは車で行きたくないという人が多いです。
また、外国での運転に不安を感じているようであれば楽しい旅もストレスになってしまうので、少し距離のある移動はUberをおすすめします。ヨーロッパの道路事情はアメリカともかなり違います。ハワイやアメリカ本土での運転は問題ないとしても、ヨーロッパの道は狭く複雑で、交差点は信号ではなくほとんどがラウンドアバウトです。
それでも、やはり運転は好きだし体験したい、ヨーロッパの道に慣れている、外国での運転に慣れているという方はぜひレンタカーしてみてください。
また、リスボン中心地に宿を取っている場合は、空港から借りてしまうとホテル周辺に駐車スペースを見つけるのに苦労して、わからない道をぐるぐるしてしまうことになるかも知れないので要注意です。
郊外のホテルやAirbnbなどであれば駅前などを除き駐車スペースに困ることはないでしょう。
さて、ポイントを一つずつお伝えしていきましょう。
借りる場所は、リスボン空港もしくはリスボン中心地
リスボン国際空港(ウンベルト・デルガード空港)の国際線出口は一ヶ所です。税関を通ってその出口を出ると右の方にVodafoneストアがあります。そのVodafoneの隣にある外への出口を出て一つ横断歩道を渡ったところがレンタカーのシャトルバスが止まるエリアです。(いずれ写真を掲載します)ほとんどの会社のシャトルバスは15〜20分間隔で運行しています。
AVIS, Budget, Europcarなどの大手は空港内にオフィスがあり、税関を出た後の出口(お迎えの人と会うところ)を出て右の方に、Rent-a-carの案内板の通りに進めば見つかります。
リスボン中心地のレンタカーはこの投稿の末尾にあるリンクから調べてください。
ハイシーズン以外は安い!(しかし保険を含めた支払総額を確認!)
見ての通り、一番安いFiat500が5日間で12.5ユーロ。まあ、この金額はマニュアルで保険を除いた金額なので、オートマでフルカバーの保険をつけたら200〜300ユーロにはなるかも知れないです。それでも8,000円前後/1日ぐらいであれば日本よりは安いと思います。
保険は、フルカバーなのか、ぶつけてしまった時に支払わなければいけない額がいくらまで、とかがあります。まあ、これはフルカバーが安心でしょう。また、国外に車で行くか?と聞かれることもあります。ポルトガルの場合はスペインまで行く人も多い。国外に行く人は保険料も高くなります。
マニュアルが95%、オートマは割高
ポルトガルではほとんどがマニュアル車です。オートマとEVは割高です。しかしこれも季節などにもよるのでオートマでも変わらない金額で借りられることもあります。ただ、借りるとき(オンライン予約の時)にミッションタイプを選ばないとマニュアルになってしまうのでお気をつけください。
マニュアルの運転が好きな方もいると思いますので、一点だけ注意点を。
それはリバース、バックギアの入れ方です。
押し込んだり、横にぐっと倒して入れるとか、最近だとノブの棒のところに付いている出っ張りを引っ張りながらローに入れる車も多いです。車によってさまざまなので、出発前に確認をしないといざという時に慌ててしまいます。あと、最近のマニュアルはアイドリングストップもするので、慣れないとエンストした!と勘違いしてしまいます。クラッチを踏み込むと再始動します。
また、燃料のタイプもガソリンなのかディーゼルなのか確認を忘れずに。忘れてもレンタカーは給油の蓋を開ければそこに書いてありますが。
Via Verde(ヴィアヴェルデ=ポルトガルのETC)付きを確認
Via Verde(ヴィアヴェルデ)というのが日本のETCにあたるもので、レンタカーを借りる際にVia Verdeが付いていることを確認してください。もし付いていなかったら、付いているものと変えてもらえるはずです。カード差し込みとかではなく、車に乗ってから何もする必要はありませんが、借りる際にVia Verde用に100ユーロぐらいをデポジットとしてクレジットカードで前払いします。使わなかった差額分はレンタカー返却後に返金されます。燃料は、借りた時と同じぐらいにして返すタイプが多いですが、借りる際に確認しておくと良いと思います。なので、出発前にガソリンの残量をスマホで撮影しておくと良いです。
ポルトガルの高速道路には入り口ゲートはありません、出る時に初めて「あ、いま高速道路だったんだ」と気づきます。出口料金所では、大体一番左と一番右がVia Verde(ETC)レーンです。それ以外に入ってしまっても、現金で払えば問題ありませんのでご心配なく。Via Verde(ETC)のゲートにはバーがありませんので、日本ほど減速する必要はありません。高速道路の料金は日本に比べてかなり安いです。
リスボンのレンタカー会社リスト
いろいろ条件を入れて比較してみてください。
- https://www.sixt.pt/
- https://www.klasswagen.com/
- https://berent.pt/
- https://okmobility.com/pt/
- https://www.budget.com.pt/
- https://www.europcar.pt/pt-pt
- https://www.hertz.com/p/car-rental/portugal/lisbon